「糸あやつり人形一糸座」による公演が本校で行われ、全校児童生徒が「東海道中膝栗毛」や「橋弁慶」「八百屋お七」などを鑑賞しました。「東海道中膝栗毛」では代表の生徒が実際に人形を操り共演する場面もつくっていただきまた。大月に伝わる三人遣いの笹子追分人形とは異なり、10数本の糸で人形を操る人形浄瑠璃でした。繊細な動きの中に強さや愛嬌などの感情が込められており、想像よりもずっとリアルでした。人形遣いと人形が一体となっていることに感動する子。人形に吹き込まれた命のようなものを感じながら観ていた子。江戸っ子の気質に思わず笑いが起こった子。三味線の音色に乗せて語る太夫に心奪われた子。様々な魅力を感じながら日本の伝統芸能に触れました。